薬師堂のご案内
永代供養墓は薬師堂内に置かれます。本堂西方極楽浄土の阿弥陀如来に対して東方浄瑠璃界の東南に位置し、建築面積242㎡の耐震・耐火構造の平堂です。
光と風をテーマにした明るく清潔な堂内は、24時間換気システムで快適に保たれ、お参りの方々も安心してゆっくりご参拝していただけます。第1駐車場より緩やかなスロープで車椅子にも対応、靴のまま参拝できるバリアフリー環境。正面には薬師如来を中心に十三仏を祀り、各仏の前に塔婆を収める施設もご用意しています。また、20名程で法要を営めるスペースを確保し、納骨式や回忌法要も執り行えます。
セキュリティー面ではSECOMと監視カメラ等で大切なご位牌とお骨をお守りいたします。
位牌・納骨について
位牌は総金箔で、俗名・戒名・逝去日を刻名します。遺骨は全骨を粉骨し、位牌裏の納骨壇に納めます。一位牌に対して一遺骨です。ご希望によりご夫婦・お子様・ご友人と並んで区画を確保出来ます。
快適環境の中、初七日から三十三回忌まで、毎朝ご供養いたします。その後は、三界萬霊墓にてご供養いたします。
十三仏について
本堂正面には、薬師如来を中心に十三仏が祀られています。
初七日から三十三回忌まで、それぞれの十三仏がお護りしています。
なお、
十三仏の前にはご希望により塔婆をお供え出来ます。
第1番 不動明王 初七日
亡者の未練を右手の剣で断ち切り、左手の絹索で導く。 迷いを断ち切り、悪障を焼尽し、心願成就へ向かわせる。
第2番 釈迦如来 二七日
無常の理を説き、不安を除く。 道理を示し、不安を除く。
第3番 文殊菩薩 三七日
釈迦の説法を生かす智慧を説く。 いのちを生かす知恵を授ける。「智の菩薩」
第4番 普賢菩薩 四七日
文殊の智慧を生かす行を説く。 いのちを生かす活動を助ける。「行の菩薩」
第5番 地蔵菩薩 五七日
えんま王の裁きの時。亡者を救済する。 ぬくもりの菩薩。特に子どもを守る。
第6番 弥勒菩薩 六七日
第二の釈迦として説法を引き継ぐ。 心を落ち着かせ、正しい判断を助ける。「定の菩薩」
第7番 薬師如来 七七日
満中陰。新たな身を授ける。 身体の健康を守る。
第8番 観世音菩薩 百ヶ日
阿弥陀の脇侍として、亡者を蓮の台にすくい上げる。 やさしさを授け、慈悲の活動を助ける。「慈悲の菩薩」
第9番 勢至菩薩 一周忌
阿弥陀の脇侍として、亡者を先導する。 仏の智慧を授ける。
第10番 阿弥陀如来 三回忌
極楽の教主として、亡者を教化する。 安らぎの世界(浄土)を示し、安らかな暮らしを導く。
第11番 阿しゅく如来 七回忌
新たないのちに向け、堅固な意志(金剛)を授ける。 迷いにうち勝つ強い心を授ける。
第12番 大日如来 十三回忌
宇宙の根本教主として、一切の衆生を見守る。
第13番 虚空蔵菩薩 三十三回忌
安らぎを与え、「菩薩(完成された人格)」として生かしめる。 大空の心を授け、理想の姿を示す。
関連施設
茶室
お茶会や茶道教室を催しています。
また、お参り時や法要の際には控室としてお使いいただけます。三界萬霊墓
三十三回忌後、三界萬霊碑の下にお骨を納め、永代に亘りご供養して参ります。
墓誌
ご希望により、 黒御影石の銘板にお名前を刻むことが出来ます。(費用別途)